葉酸サプリは妊活から!

今回は7回目になります。

前回から少し時間が経ってしまいました。

今回は、「葉酸」について調べてみます。

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実は、先日友達が妊娠しました。
2人目の子供ですが、最初の子を出産して長い間妊活。
「今、評価の高い葉酸サプリメントを探してほしい。」
と頼まれましたので、どんな葉酸が妊婦には適しているのかについて調べてみます。              

まず、葉酸とはどんな栄養素なのでしょうか。

日本では、
2000年から厚生労働省が、
赤ちゃんが生まれつき持っている障害「先天性障害」
になるリスクを下げるために、
葉酸の摂取を妊活から呼びかけるようになり、
今では母子手帳にもその必要性が記載されるようになった栄養素です。

 

それ以降、
妊活をする時から
ビタミンB群の仲間の葉酸摂取の必要性が言われています。

 

葉酸は、多くの野菜や果物にも含まれていますが、
実は、食品の中で動物の肝臓(レバー)には、最も多く含まれています。

※参考に、それぞれの食品に葉酸の含まれる量を一部紹介します。

・ほうれん草   110μg/100g(葉酸と名付けられた野菜です)
・えだまめ 260μg/100g
・モロヘイヤ 250μg/100g
・パセリ 220μg/100g
・鶏レバー(肝臓)1,300μg/100g
・牛レバー(肝臓)1,000μg/100g
・豚レバー(肝臓) 810μg/100g

 

しかし、
多くの食物にも含まれる葉酸ですが、
葉酸は水に溶けやすく、熱で破壊されるため
食品に含まれている葉酸量をそのまま吸収することはできません。

 

その吸収率は、概ね50%と言われています。

 

では、葉酸は体の中でどんな働きをするのでしょうか。

まず、身体の細胞分裂をするときの「核」
になるDNAの生成を助けるために必要であり、
子どもから大人まで
健康な体を維持するうえで
欠くことのできない栄養素なのです。

 

また、葉酸ビタミンB12と協力して
赤血球を作りだし、正常に働かせる働きがあります。

 

どちらかが不足しても
貧血や設血球の異常の原因になると言われています。

 

さらに、
葉酸は細胞の生成を助け、
皮膚の粘膜強化にも作用します。

 

特に腸内や口内の粘膜は新陳代謝が早いので、
葉酸不足の影響は、潰瘍や口内炎などとなったりするようです。

 

本当に大切な栄養素であることが分かりますよね。

 

次は、
なぜ、葉酸を妊活から特に取ってほしいと言われるでしょうか。

 

まず、妊活後、妊娠した女性は、
いつもの2倍以上の400μgの葉酸
一日に摂取することが求められています。(厚生労働省)

 

この葉酸は、
赤ちゃんの脳や脊髄が作られるときに必要であり、
不足することによって
無脳症、脳瘤、二分脊椎症などのリスクが高まります。

 

そのリスクを下げるためにも、
受精卵が着床した瞬間から妊娠3ヶ月までは
特に葉酸を積極的にとることが必要です。

 

受精が何時かは分からないのが実情ですので、
子宝を授かりたと妊活を始める時から
摂取することが大切なのです。

 

また、
妊娠中のお母さんの身体は、
貧血になりやすく、
その為にも葉酸ビタミンB12の摂取は大切になります。

 

さらに、この葉酸は「つわり」にも効果があると言われています。

 

葉酸によって、質の良い血液の血行が良くなり、
自律神経の働きが良くなり、ホルモンバランスが整うためです。

 

その他に、産後の体力回復や
生理不順、便秘、ストレス、肩こりに
効果かあるだけでなく、
男性の精子の染色体異常が少なく質を高め、
受精して妊娠する確率も上げることができるようです。

 

葉酸のことについて、少しは理解できましたね。

 

今回は、ここまでです。
友達には、もう少し詳細に説明した文章を渡しました。
そして、おススメの葉酸サプリメントについても話しておきました。
最後まで、お付き合い有難うございました。